実証から社会実装へ
本プロジェクトは現在、基礎実証段階にあります。
日々の環境データと主観評価を記録・分析しながら、「安全を基盤とした快適」という考え方を、実際の生活の中で検証しています。
現在地:基礎実証
2026年現在、運営者自身の住まいを実証フィールドとして、温度・湿度・CO₂・VOCなど7つの環境指標を毎日3回(朝・昼・晩)計測しています。
同時に、「今どのくらい安心・快適に感じているか」という主観評価も記録し、数値データと照らし合わせることで、環境と感覚のズレや一致を観察しています。
この段階では、「何が快適に影響しているか」を探ることが主な目的です。仮説の検証よりも、パターンの発見を優先しています。
次のステップ:設計モデルの構築
データが一定量蓄積されたのち、次のステップへ進む予定です。
1. 関係構造の分析 環境指標(客観データ)と安心・快適の感覚(主観評価)の間にどのような関係があるかを分析します。たとえば「CO₂濃度が高い時間帯に快適度が下がりやすい」といったパターンを明らかにします。
2. 設計モデルの言語化 分析結果をもとに、「どのような環境設計が安心・快適につながるか」を、再現可能な形でまとめます。特定の機器や製品に依存しない、考え方のフレームワークとして整理することを目指しています。
3. 検証範囲の拡張 現在は1住戸での実証ですが、将来的には異なる住環境・生活スタイルでの検証も視野に入れています。
社会実装のイメージ
「社会実装」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、このプロジェクトが目指しているのは、難しい技術を普及させることではありません。
「安全と快適を自分でデザインするための考え方」を、一般の人が使えるかたちで届けることが目標です。
具体的には、以下のような形を想定しています。
- 住まいの環境設計に活用できるガイドラインの公開
- スマートホーム導入を検討している人への情報提供
- 住環境と健康・快適性に関心を持つ研究者・事業者との知見共有
まずは、このサイトでのデータ公開とコラム発信を通じて、少しずつ積み上げていきます。
意見交換・連絡について
現時点では、このプロジェクトに関心を持ってくださる方との意見交換を歓迎しています。
「似たような取り組みをしている」「こういう視点から見るとどうか」「一緒に考えてみたい」といった、ゆるやかな対話から始められればと思っています。
ご連絡は、メール(info@mi-chi.main.jp)またはコンタクトフォームからどうぞ。通常2〜3日以内にご返信します。
